【秦野市】たった30秒で6冊同時に除菌できる「図書除菌機」が市立図書館に導入されました。サーモカメラの設置や館内の順路誘導など、安心して本を読んでもらうための工夫も。
秦野市立図書館では利用者が安心して本を借りることができるように、図書除菌機を導入しています。図書館のホームページによりますと、4冊用はすでに1台設置してあったようですが、新たにもう一台6冊同時に除菌できる図書除菌機を設置したそうです。
その図書除菌機(6冊用)がこちらです。紫外線により本を殺菌するとともに、風をあててページにはさまったゴミや、本についたニオイを取り除くことができるそうです。
使い方は機械の本体に使用方法が書かれてありますが、利用者が機械のドアを開け、本を固定バーにたてかけ、ドアを閉め、スタートボタンをタッチするだけ。たった30秒で除菌作業が完了するそうです。
不特定多数の人が触れる図書館の本は心配という方も安心して借りられたり、読書することができますね。ちょうど筆者が利用した際に小学生のお子さんも利用していましたが、一人で操作出来ていたので、子供でも使えるのがいいですね。この図書除菌機は無料で使えるそうです。
また、図書館では新型コロナウイルス感染症拡大防止のための工夫が随所になされていました。まず入り口にはアルコール消毒液が設置されており、入館の際のお願いなどが掲示されています。
館内に入ると左手に非接触で瞬間検知できるサーモカメラが設置されており、体温が表示されます。床には「入口」「出口」と順路が色別で案内されており、分かりやすく表示されています。
館内に入ったら本を選ぶ順路は特に指定はされていません。貸出・返却の受付カウンターには大きなビニールシートがかけられていました。また、図書館のスタッフさんが定期的に本棚など手の触れる部分の消毒作業をされているのが見られました。
ところどころに案内が掲示されていました。「マスクをする」「距離をあける」など、子供にもわかりやすい言葉で書かれているので伝わりやすいですね。行った日は休日でしたが、利用者は少なかったです。
現在、緊急事態宣言中ですが、在宅時間が増える利用者の方の読書や学習等の取組みに、図書館や公民館図書室の資料を活用してもらいたいという考えから、現状の運営を継続することをきめたそうです。市立図書館の開館時間は通常と変わらず利用できるそうです。
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