【秦野市】GIGAスクール構想で小中学生ひとりひとりに学習用端末を配備。2021年の夏休みの宿題が変わる?
令和時代のスタンダードな教育として、文部科学省が1人1台端末環境の実現に向けて掲げたGIGAスクール構想。令和3年度から本格的に小中学校で実用がスタートします。
IT社会の現代、ICT端末はノートや鉛筆と同等の学習には欠かせないアイテムとなります。今までも各クラスに数台のタブレット端末の整備はありましたが、新型コロナウイルスの影響で臨時休校など影響があったことからICT環境の整備が急務となりました。
市内の小中学校ではWi-Fi環境や端末の整備工事がされ、いよいよ活用が始まります。市内ではさきがけて小学校では上小学校が、中学校では東中学校が実証授業をしてきました。2021年4月には各学校から保護者向けにGIGAスクール攻略リーフレットが配布されました。
端末はグーグルの無料教育向けアプリ「G Suite for Education(ジー スイート フォー エデュケーション)」を入れた「Chromebook」を使うそうです。キーボードを取り外してタブレットのようにして使うこともできます。
主にプリントの配布や回収、採点が行えるほかレポートの作成、道徳の授業などの意見交換、文章・写真・動画の保存、連絡事項の発信に使ったり、臨時休校などに備えたオンライン学習もできるようになり、これまで使っていたアプリ「ロイロノート・スクール」と合わせて活用を予定しているそうです。
秦野市ではGIGAスクール構想に向け、動画を公開しています。
今後、学校での学習で活用をしていき、子ども達が操作に慣れたら自宅に持ち帰り端末を使っての宿題が出されるようになるそうです。端末は秦野市からの無料貸与となり、小学校・中学校を卒業する際に返却する形となります。故意による破損の場合は家庭で修理費を負担するようになるそうです。
市では学校の実態や子供たちの操作の状態に合わせ、自宅に端末を持ち帰り学習するスタイルを夏休み頃をめどに目指しているそうです。保護者の方も一緒に操作したり、使い方を聞かれる場面も出てくるかもしれませんね。
端末は学習に最適なアプリのみをインストールし有害サイトをブロックするようフィルタリングされているそうです。勝手にアプリ等をインスト―ルできないよう一括管理されているそうなので安心して使用できるそうですよ。
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