【秦野市】今年も登場!「株式会社 大地」が育てた秦野産酒米100%の日本酒、『金井酒造店』の「ミライザケ」!
明治元年(1868年)創業、秦野市唯一の酒蔵である『金井酒造店』。
こちらの『金井酒造店』で、お米も水も100%秦野産のお酒を作りたいとの想いから、2023年にスタートした「みらいざけプロジェクト」の日本酒が、2025年の今年も販売スタートしています♪
昨今の米不足に日本中が揺れ動く中、あらためてお米の大切さ、すばらしさに気づく方も多いかと思います。
日本酒作りにお米は必須。
お米と言っても、普段主食として食べるお米とお酒づくりに使用するお米は違うそう。
「みらいざけプロジェクト」の原料である秦野産の酒米を育てた農家さん、「株式会社 大地」の小泉さんに今年もお話を伺ってきました。
2回目の収穫となった今回の酒米。
不安定な気候、猛暑や雨の過不足と、ただでさえ大変な稲の栽培、ごはんとして食べるお米の稲と、酒米の稲は稲の高さが違うので、管理の難しさも加わるそう。
大切に育てた酒米から、今年も「ミライザケ」が完成しました!
「ミライザケ」は、詩歌と大地の2種類が現在(2025年4月上旬)、『金井酒造店』の直売所にて購入できます。
そして、今年はもう1種類、新しい日本酒が登場するそうですよ!
それが、こちらの奏炎。
特別純米酒です。
4月下旬頃の発売を予定しているそうなので、気になる方は時期に直売所へ♪

(*写真はサンプル商品です)
2回目の収穫を終え、完成した日本酒。
小泉さんには、このお酒を通じて、地域の皆さんに伝えたい想いがあるそうです。

(*ご本人の許可を得て掲載しています)
元々、お米農家と酒蔵は地域の中で、深い関係を築いていたそう。
しかし、時代の流れの中で、現在はその地域のお米ではなく、違う地域から原料を取り寄せることが多くなり、そうした地域の中での関係性も次第に薄れてしまうことに。
その薄くなった関係性を、もう一度地域の中でつなぎ直せたら。
それは、農家と酒蔵だけでなく、あらゆる分野においても今、再び必要とされることで、人と人が協力すると、新しい何かが生まれるということを、地域の皆さん、大人だけでなく、子どもたちにも知ってもらえたらとおっしゃっていました。
3人のお子さんを持つ小泉さんは、小学校で農に関する授業をされたり、ご自身のSNSでも積極的に田んぼや畑の様子などを発信されています。
日々の暮らしに欠かせない食、それを作る農家さんの言葉は、ひとつひとつ重みがあります。

(*ご本人の許可を得て掲載しています)
時に真剣に、時に楽しく、お米づくりのこと、地域のこと、子どもたちの未来についても語ってくださった小泉さん。
小泉さんの想い、ぜひ「ミライザケ」を飲まれる際には思い出していただけたらと思います。
『金井酒造店』の直売所には、今回紹介した「ミライザケ」の他にも、色々な日本酒が並んでいます。
秦野市内唯一の酒蔵である『金井酒造店』の日本酒、飲んでみてくださいね。
金井酒造店はこちら↓