【秦野市】全長約200mの梅のトンネルが話題。「香雲寺」参道の白梅が満開に。
神奈川県内でも指折りの梅の見どころ、秦野市西田原にある「香雲寺(こううんじ)」の梅のトンネルが満開になったというので見に行って来ました。
梅の名所は多くあれど「香雲寺の梅のトンネル」に勝る所はあまりない言われるほど、見事な梅の花が毎年、訪れる人の目を楽しませています。
本堂へと続く参道の両脇に植えられた白梅は、全辺約200メールと圧巻の長さ。参道の中央付近で重なり、まるでトンネルのような形をしています。
遠くから眺めるとタイムスリップしてしまうのではないかと思うほど幻想的な美しさです。
毎年2月に入ると梅の花が咲き始めるそうで、参道には白梅が、本堂前には紅梅と水仙が咲き誇ります。
この時期に訪れる人は多く、今年も地方紙や観光案内に掲載された事もあり、2021年2月20日(土)と21日(日)は特に多くの人が梅のトンネルを見に訪れたそうです。
梅の時期は特に注目を集める香雲寺ですが、お寺自体も歴史があります。
1564年(永禄7年)に大藤政信(おおふじまさのぶ)が羽根村の春窓院を移して再興したもので、1591年(天正19年)には徳川家康から寺領5石の朱印を受けているそうです。
境内の鐘は1629年(寛永6年)の鋳造で、「大藤秀信」の名が記されているそうです。
見頃は2月上旬から3月上旬だそうです。コロナ禍で自粛疲れされている方などは、気分転換を兼ねて春を感じに、梅を見に行ってみてはいかがでしょうか。
参道から境内までは道幅が狭く、車のすれ違いが出来ません。周囲に駐車場はありませんので、徒歩での来場を呼びかけています。
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