【秦野市】11/8に名水サミットinはだのが、メタックス体育館はだので開催されます

2025年11月8日(土)、メタックス体育館はだのを会場に、第39回全国水環境保全市町村連絡協議会全国大会(名水サミット in はだの)が開催されます。この大会は、全国で「名水百選」に選定された自治体が加盟する連絡協議会によるもので、水環境保全や地域資源としての“名水”の意義を改めて共有・議論する場です。

秦野市は「秦野盆地湧水群」を擁し、火山灰を含む地層や扇状地の仕組みによって地下水が豊富に蓄えられる地形的特性を持つ地域として注目されています。同市開催は、神奈川県内での「名水サミット」であり、「名水というのには訳がある」を大会テーマに掲げ、地下水・地質・水源保全など多角的に「名水」の背景を振り返る構成です。

当日のプログラムでは、基調講演が5本用意されており、平塚市博物館学芸員・神奈川県温泉地学研究所・横浜国立大学大学院・大阪公立大学大学院・かながわ淡水魚復元研究会と、多様な分野の専門家が登壇し、「地質から湧水のメカニズム」、「淡水魚と湧水資源の関わり」など、実践・研究両面から内容を深める構成になっています。

会場外や併設コーナーを通じて、地域の湧水スポット紹介・市の水環境保全活動・名水に関する展示・資料配布などが予定されており、専門的な講演を軸としながらも市民・地域住民向けの「水」についての理解を深める構成となっています。広報資料では「地下水保全」「水資源の持続可能性」「地域の水文化」をキーワードに、秦野市がこれまで取り組んできた保全・利活用の歴史も紹介されています。

「名水サミット in はだの」は、地域資源である「名水」を切り口に、専門的な視点と地域住民の視点をつなげる機会として設計されており、水をめぐる多面的な議題に触れる場として位置付けられています。
メタックス体育館はだのはこちら↓





