【秦野市】100%秦野産のお酒、『金井酒造店』の日本酒「ミライザケ」は「株式会社 大地」が育てた酒米を使用!農家さんってすごい!
秦野市唯一の酒蔵、『金井酒造店』。
明治元年(1868年)創業の、歴史ある酒造です。
酒蔵内の直売所には、秦野名水で造られたお酒が並んでいます。
日本酒だけでなく、梅酒やリキュールも人気だそう!
こちらの『金井酒造店』で、お米も水も100%秦野産のお酒を作りたいとの想いから、2023年にスタートした「みらいざけプロジェクト」。
想いのつまったお酒が完成し、大変好評のよう♪
『金井酒造店』では完売とのことですが、市内でまだ購入できるお店がありますので、気になる方はぜひ!
【蔵元完売御礼】
100%秦野の米と水で醸したミライザケ詩歌。
販売開始からわずか1ヶ月で蔵元完売しました!ありがとうございます😭各店にはまだ在庫ございます🌾
ぜひ、飲食店で飲んだり、酒屋さんでお買い求めください!◆お取扱店情報https://t.co/Gyo9O17zAz
※大地も残り少なくなっています pic.twitter.com/0GBkDKSFaY
— 金井酒造店【公式】新酒ミライザケ発売中! (@kaneishuzo) February 18, 2024
こちらの「ミライザケ」の原料であるお米は、秦野産五百万石という酒米。
「ミライザケ」が出来上がるまでのストーリーが気になる!
ということで、原料の酒米を育てた農家さん、「株式会社 大地」の小泉さんにお話を伺ってきました!
「株式会社 大地」は、秦野市内の広大な農地で様々な作物を作っています。
米、大豆、小麦、蕎麦を主に栽培しており、加工品等も「農産物直売 はだのじばさんず」で販売されているので、馴染みのある方も多いかと思います。
津久井在来大豆の豆菓子は、おやつにもぴったり!
市外の方へのちょっとしたお土産にもおススメです。
すでに市内の広い農地で日々忙しく作業をされている小泉さん。
『金井酒造店』から「みらいざけプロジェクト」の話が来た際にも、初めは少し尻込みされていたそうです。
日本酒の原料はお米ですが、食べるためのお米と、お酒用のお米は別のもの。
これまでお酒用の酒米を栽培したことがない農家さんにとっては、新しく酒米を栽培することはとてもハードルが高いことだとか。
何度も検討を重ねた結果、「みらいざけプロジェクト」に参加することになった「株式会社 大地」。
初めての酒米栽培、試行覚悟の末に、ついにお酒の完成までたどり着きました!
心を込めて栽培した酒米からできた秦野産のお酒、簡単にできるものではないのだと、お話を伺って実感しました。
「農家は天職!」と笑顔で語る小泉さんですが、生まれながらに農家の家庭で育ったわけではなく、お嫁に来て、子育てが少し落ち着いたタイミングから農家としてスタート。
「土もきらい、虫も好きじゃない」小泉さんですが、農家を一度もやめたいと思ったことがないそうですよ!
それくらい、農業はとても魅力のあるお仕事だそう。
3人のお子さんを育てるママでもある小泉さんは、子どもたちと農業への関わりにも力を注がれています。
地域の小学校の総合学習に農業に関する内容を取り入れてもらうよう、ご自身で積極的に活動。
お米や野菜はどう育っていくのか、どう作っていくのか。
普段、スーパーやお店で買うことが当たり前になっている現代、子どもたちがこのようなことを実際に見て、聞いて、体験できるのはとても貴重な機会ですね。
作物を栽培するだけではとどまらない、小泉さんのアツい想いと活動は、秦野の子どもたちに色々な経験をさせてくれそうです。
小泉さん、お話を聞かせてくださり、ありがとうございました!
今年も「みらいざけプロジェクト」は引き続き、行われるそう。
「ミライザケ」は、今後、秦野を代表するお酒になりそうですね♪
金井酒造店はこちら↓