【秦野市】天然のきのこが味わえる、きのこそば専門店「相州ぼそそば庵」に行ってきました。

ぼそそば庵神奈川県立秦野戸川公園へ向かうバス通りで「キノコそば もりそば 相州ぼそそば庵」と書かれた幟(のぼり)を見かけました。気になって調べてみると、きのこ専門のお蕎麦屋さんのようです。

ぼそそば庵一見、普通の古民家のような「相州ぼそそば庵」。個人のお宅だったら失礼かな?と思いつつ、敷地に入ると店主が採れたばかりのきのこを洗っていました。

ぼそそば庵

採れたばかりのきのこを洗うのは結構手間がかかるようです。「腰が痛くなるし大変なんだよ」と言いつつ、店主が丁寧に洗ってらっしゃいました。美味しそうなきのこを目にし、入店してみました。

ぼそそば庵

お店の入り口に立てかけられたメニュー表を見てみると「当店は¨きのこそば¨を名物にしており、他店のような天ぷらそばとかご飯ものはないのでご注意ください」との注意書きが。なんだか敷居の高いお店に来てしまったのではないかと思いましたが…

ぼそそば庵

お蕎麦を注文して間もなく店主からお茶と、煎り銀杏のサービスが!銀杏のサービスは毎回ではなく、偶然いただけたのかもしれませんが、生の状態から煎った銀杏は色が鮮やかで芳ばしくて美味しかったです。待っている間も雑談にも応じて下さり、気さくな方でした。

ぼそそば庵

店主おすすめの「あい盛り蕎麦」(税込800円)をいただきました。冷たい盛り蕎麦と別に熱いきのこ汁がついており、つけ麺で食べます。お蕎麦の麺はツルツルでコシがあり、つゆをつけなくても美味しい。冷たいお蕎麦も、あたたかくて大ぶりなきのこが入っていました。この日はショウゲンジという天然のダシがとれる美味しいきのこが入っていました。

ぼそそば庵

店主に聞くと、きのこ採りの「きのこ師」が富士山のあたりで採ったきのこを使っているそうで、時期によっていろいろな種類が味わえるそうです。きのこは8月以降がよく採れるそうですが、春に採れる「梅しめじ」というきのこは絶品。他ではなかなか味わえないものだそうで、その時期に合わせてわざわざ遠方から訪れる方もいるそうです。

ぼそそば庵

また、お蕎麦を二口ほど残したところで冷たいつゆに「あおさ」を入れて食べるのもおすすめだと教えていただき、試してみると…あおさの風味が口の中に広がり、爽やかなざる蕎麦になり、目から鱗(うろこ)が落ちました。シンプルだけどあおさの風味が引き立って美味しかったです。

ぼそそば庵

最後に、つゆにあおさを入れると、これまた美味しい「あおさスープ」になり、こちらも美味しかったです。温かいお蕎麦と冷たいお蕎麦、途中で味変し、スープまで美味しい四通りの味を楽しめるのでおすすめですよ。

ぼそそば庵

寒い時期には煮込みうどんもあるそうで、こちらも気になります。お店は11時から14時までの営業(不定休)となっているので、お出かけの際は時間等を確認して行ってみてください。

 

相州ぼそそば庵の場所はこちら↓

丹沢こまち

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