【秦野市】夜空に映える真紅の紅葉が幻想的。戸川公園のお茶室日本庭園の紅葉ライトアップに行ってきました。

【秦野市】いつもの戸川公園が幻想的に！11/21(土)スタート「お茶室の日本庭園の紅葉」＆「風の釣り橋」がライトアップされ、イベントも満載。

2020年11月21日から23日までの間に開催された神奈川県立秦野戸川公園内のお茶室紅葉ライトアップを見に行って来ました。ライトアップされる期間は3日間で、点灯時間は16時半から19時まででした。

公園内にあるお茶室は水無川に近い低い場所にあるので、大倉駐車場側からは風の吊り橋を渡って向かいます。対岸にある諏訪丸駐車場からですと、風の吊り橋を渡らずに直接、お茶室に行くことが出来ます。

橋脚を緑のライトで照らした吊り橋は、外国の古城を連想させる幻想的な色をしています。

吊り橋からは眼下に見えるお茶室の日本庭園の紅葉のライトアップと、秦野市内の夜景が同時に見られます。戸川公園は夜間は空気が冷たく、視界が澄んで見えるので、夜景を眺めるのにもおすすめです。

橋を渡りきり、坂を下ると橋の橋脚のあたりに数本紅葉がありました。日中の紅葉も綺麗ですが、ライトアップした紅葉も真紅の赤色が夜景に映えてとても綺麗です。

開催期間は天候に恵まれ、紅葉の色づきもとてもよかったので今年は特に見頃だったと思います。園内にはスタッフの方がおり、足元が暗いので誘導してくれたり、見守ってくれていましたので安心して楽しむことが出来ました。

こちらが公園内にあるお茶室「おおすみ山居(さんきょ)」です。この建物は、京都西翁院の｢淀看席(よどみせき)｣を参考にし、伝統を生かした構造・仕上げに加えて、根曲がり竹の下地窓や割肌の天井、割竹の袖壁など、「わび」の表現に工夫を凝しています。

お茶室では呈茶サービスを行っており、美しい日本庭園を眺めながら、本格的な抹茶を味わうことができます。散策の間に立ち寄られる方も多いです。

ライトアップ期間中は通常より営業時間を延長し、予約制で営業していました。足元を照らすロウソクが公園内に無数に設置されており、歩きやすく、気分も高揚するような演出がなされていてとても素敵でした。

本格的なお茶室は、外国人の方に特に人気だそうです。これは日本人でもテンションがあがりますよね。訪れた時間には残念ながら営業が終了したばかりでしたが、中でゆっくりとお茶する方もいらっしゃり、紅葉を眺めながら楽しまれていました。

庭園内には水辺と石橋があるので、水に映る紅葉も綺麗に眺められます。

庭園内からも風の吊り橋のライトアップが眺められるので、紅葉との対比がとても綺麗でした。

お茶室入口にあるざる菊もほのかに照らされ、かわいらしかったです。全国的に開催される紅葉ライトアップ。年を追うごとに開催場所が増えています。今年は新型コロナウイルスの影響もあり、気軽に外出できませんが、屋外で敷地が広い公園のライトアップは3密を避けられるのでおススメです。見逃してしまった方は、また来年も開催されると思いますので、是非足を運んでみて下さい。

 

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