【秦野市】築50年以上、耐震性に不安のある保健福祉事務所の移転計画が浮上。現在、候補地を選定しているそうです。
国道246号線沿いにある平塚保健福祉事務所秦野センターの移転計画が進められています。1969年に建設され、築50年以上とあり老朽化が進んでいるため、移転・建て替えされる計画が持ち上がっており、今後、候補地を選定して移転計画を進めるそうです。
同センターは主に「秦野市・伊勢原市の保健所業務」を行っており、県の施設。保健や医療・福祉分野に関する情報提供や、秦野市との連携推進・支援も行っています。医療法、生活保護法、薬事法、食品衛生法などに関する各種の届け出や申請を担うほか、各種保険相談や検査なども対応しています。
これまで修繕などを行ってきたものの、建築基準法の耐震基準が改正される前の建物であることから、2018年に耐震診断を実施したそうです。その結果、耐震性が十分でないことと、近年の調査では同建物がある敷地内に活断層が通っていることも判明しており、震度6強から震度7程度の地震が発生した場合、倒壊の危険性が高いそうで、早急な移転計画が必要とされています。
県によると候補地は挙がっているものの現段階では移転先は決定していないそうで、スケジュールも未定だということです。こちらで勤務する方はもちろん、同施設を利用する市民や事業者らの安全性の確保などの点を考えると、早期に移転先が決まることを願います。
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